シンデレラの素顔

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――中野友加里さんの現在のタイムスケジュールは?

1日のサイクルは練習と勉強と家事ですね。寝る時間は……朝6時から練習なので夜の10時半までには布団に入るように心がけています。5時半くらいには起きますね。なおかつ、昼寝。練習と勉強の合間に昼寝は欠かさないようにしています。そうしないと夜まで持たないですね。眠くなっちゃうから。

 

――今スケート以外に楽しいことは?

 愛知からこっち(新横浜)に来て、横浜で買い物しますね。かわいい洋服がいっぱいあって。休みの日は買い物しなくても見に行ったり。いろいろ遊ぶところがあって楽しいです。ディズニーシーも行ったし、八景島とみなとみらいも行きました。

 

 
――高校生の時、トリプルアクセルを成功させたんですよね?

 そうですね。高校2年生の時、初めてシニアの国際大会に出場したスケートアメリカで跳びました。その時はすごく嬉しかったです。

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――環境等が最近変わったと思います?
 一気にメジャーなスポーツになって、ブームだと思います。 真央ちゃんとか若い子がいっぱいいて。私はすごく(年齢が)上のほうです。先輩がどんどん引退しちゃって。荒川さんとか恩田さんとか……とても残念です。
 
 
 
 
――同年代だと気になるスポーツ選手はいますか?
 やっぱ佑ちゃん(早稲田大学・斉藤佑樹投手)でしょ(笑)。同じ学校ですし。会ったことはないんですけどね。他にも基本的にスポーツは好きですよ。サッカーも愛知にいた頃に、グランパスの試合を見に行きました。
 
 
 
――6歳のときからスケートを始めて、嫌になったことはありますか?
 小さい頃の練習は、次々とジャンプが跳べるようになるのが楽しく感じていましたが、高校に入ってからは親をすごくうるさく感じ始めて、喧嘩もよくしましたし、滑るのが嫌な日もありました。
 
 

 
――あの衣装って皆さん自分で決めているんですか?
 一度も(自分で)考えたことないです。以前はロシアの方にお願いしていたんですが、去年の紫、ピンク、エキシビジョンのグリーンの衣装は母が作ってくれました。元々手先が器用で、色々やってるんです。彫刻とかネイルアートもやるし、料理も上手です。裁縫はすごく好きだったみたいで、自分のウェディングドレスも縫ったらしいです。小さい頃のも含めたくさんの衣装はを作ってもらっています。私のウェディングドレスもぜひ縫って欲しいです。(笑)

 

――昨シーズンは映画「SAYURI」の曲での演技でしたが、実際、映画はご覧に?
 はい、たまたまCMを見ていたので公開初日に見に行ったんですよ。チャン・ツィイーが好きで。そのときに日本人が着物っぽい衣装で滑ったらいいかもしれないね……って姉と話していたんです。そうしたら2ヵ月後くらいに振付の先生と、芸者はどう?「SAYURI」はどうかって話になったんです。
 
 
――それは自分から提案したんですか?

 向こうからです。いつもお任せしているんで、進められたものを良いか悪いかで判断しています。本当に偶然ですよね。映画が好きで、「パイレーツ・オブ・カリビアン」もパート3を残すのみ。移動が多いんで、パソコンでDVDばっかり見てますね。

 

――「シンデレラ」の時もやはり振付の方が?

 2005-2006シーズンのときに、キャッチフレーズ(シンデレラガール)がついて……。自分ではそんなつもりなかったんですけど、薦められたのがその2つで。本当に偶然なんです。でもすっごく難しい曲だったので、うまく滑れるかどうか不安でした。

 

――難しさというのは?

 表現ですね。例えばアップテンポとスローテンポが混ざったものは比較的踊りやすいです。でも、ずっと一定だと単調、つまりメリハリがないんです。更に4分間の中でシンデレラのストーリーを上手く表現しなければならない。だから難しかったです。

 
 
――世界選手権なんですが……右手にキスしていましたよね?

 両親がしていた婚約指輪をもらって。2005年のNHK杯のときすごく緊張していて、ポーチを開けたら以前もらった指輪が目に付いたんです。お守りみたいな感覚でしてみたら優勝して。それからゲンかつぎですね。

 

――彼氏?と思いますよね(笑)

 そうなんですよ、みんなに勘違いされました。

 

――若い選手が活躍しているのはどう思います? 焦りは感じますか?

 焦ってないといえば嘘になりますが、焦ってもしようがないんです。年がそれだけ違うわけなんで。でも見習わなければいけない部分はあると思うので、勉強しつつ見てます。

 

――この人だけには負けたくないという人はいますか?

 大会に出たらみんながライバルだと思うので誰と特定したことはないです。でも最大のライバルは自分ですね。自分に負けたらおしまい。自分がやってきたことを信じて試合に臨むことが何よりも重要だと思います。

 

 
――勝負にこだわるより、自分の演技を完璧にする方が重要だと?

 もちろん納得できる演技には結果がついてくるものだと思いますけど、やっぱり負けると悔しいです。高得点を得るために日々練習を積み重ねることが大切だと私は思っています。

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